Merhaba
今日はトルコ人と日本人の喜怒哀楽の表現方法についてレポートしたいと思います。
トルコに来ていよいよ200日が経過しますが、トルコ特有の文化には慣れてきたと感じています。最近は生活していて驚く事が減ってきました。
最初に日本人の喜怒哀楽の表現について考えてみたいと思います!
【表情で判断しやすいもの】
<日本人🇯🇵の場合>
○喜んだとき→笑顔になる(わかりやすい)
○怒ったとき→?(表情や言動に出ないことがある)
○哀しい→?(表情や言動に出ないことがある)
○楽しい→笑顔になる(わかりやすい)
<トルコ人🇹🇷の場合>
○喜んだとき→笑顔になる・ハグなど(わかりやすい)
○怒ったとき→ジェスチャー・話し方や声の高さ・表情に表れる
○哀しい→ジェスチャー・声の高さ・表情に表れる
○楽しい→笑顔になる・ハグなど(わかりやすい)
トルコ人と比較すると日本人は表情やジェスチャーで気持ちをはっきり表現しないように思います。
特に「怒る」「哀しい」の2点については比較的相手に気持ちを隠す事が多いように思います。
もちろん表情やジェスチャーでしっかり相手に伝える人もいますが、トルコ人と比較すると割合的には少ないと思います😅
【外国人から見て日本人の本当の気持ちが分かりづらい状況について】
○お店選びで意見が異なった時に、相手に合わせるとき
○お腹空いてるけど、空気を読んで空いてないというとき
○本当は帰りたいけど、友だちに合わせるとき
などなど‥‥
日本人に共通して言えることは「空気を読む」という文化があることだと思います。
この「空気を読む」という行為は日本文化ではないかとトルコに来て考えるようになりました。
トルコ人の友人からも「嫌な事があったら遠慮せずにはっきり言っていいからね」と言われた事が多々ありました。
恐らくそのとき私の表情が曇っていたため、本当の気持ちを読み取る事ができず声を掛けてくれたのだと思います。
トルコの人々はしっかりと「自己主張」します。
嫌な事があれば嫌だと主張しますし、怒ったときも言葉やジェスチャーで伝えます。
よくあるのがバスの運転手と一般車両の運転手が車線変更を巡って言い争いを行う場面です😅
トルコではバスの運転手がクラクションを鳴らして無理やり車線変更を行なったり、前にいる車両に対して煽ったりする場面が見られます。
トルコ語で正直何を言っているか理解できませんが、暴言らしきことを言っている事が多々あります。聞き取れないほうがいいよと友人から言われるほどです😅(トルコの車は車間距離が近いのでヒヤヒヤしています😰)
日本文化とトルコ文化を喜怒哀楽から比較するとかなりの違いがある事が生活を通して分かりました。
最初はトルコ人の自己主張の強さに戸惑いましたが、今では見習わなければいけないと思う事が多くなりました。
○自分の意見を持って相手に正しく伝えることは国際的なマナーの一つではないかと思います。日本人同士では「空気を読む」という文化を共有できますが、他国の人々と接していく場面では自己主張を行う事が非常に重要だと考えました。
異文化理解とは頭では分かっていても心から受け入れるのには時間が掛かってしまうものだなぁと最近感じています。
最近はようやく日本文化とトルコ文化の両方を理解できるようになったように感じています。これからも「比較して深掘りする」ことを大切に生活していきたいです😄
※今回レポートで書いたものはあくまで私の主観的な意見です🙇♂️